最近のセット釣りでは、喰わせがバラケの真下にある時のアタリを待つのではなく、早めにバラケを抜いたり、タテ誘で喰わせが動いている時のアタリを狙ったほうがヒット率が高いようです。

そこで「無現」では直径1.0mm～直径0.5mmのフルテーパー付グラスムクトップを長目に設定しました。ロングストロークを生かしてのタテ誘いがしやすく、先端が0.5mmまで絞り込んであるので小さなアタリも見逃しません。

またトップの目盛は通常モデルとは違い、新設計の目盛幅になっています。使用中はほぼ等間隔に見えるようにしてあるため、オモリバランスをトップの上部に設定してもアタリやサワリが見やすくなっています。

極太（直径6.5mm)の羽2枚合わせボディはロングトップをバランス良く支えます。ボディサイズの割りにトップが長い設定ですが、足の長さの調整で無理なく立ち上がる浮子になっています。

番号が基本サイズで、壱号、式号は寒期のウドンセット、抜きセットに最適です。四号、五号は暖期のトロ巻きや長いハリスの両ダンゴ両トロコンにも対応できます。